まちづくり叢書


 




フィリピンのアートと国際文化交流

鈴木勉 著
A5判並製 240頁予定
予価2,940円
(本体 2,800円 + 税5%)
978-4-88065-284-9 C0036
4月27日発売

ネガティブな社会情勢とは裏腹な芸術の宝庫、豊穣の島々・フィリピンからはじまる国際交流

フィリピンは一般的にネガティブな印象で語られることが多い。不安定な社会や貧困。政治腐敗と治安の悪さ。日本映画で描かれる暗黒世界マニラ……。
しかし現実は演劇、映画、社会派アート、フェミニズムアートからゲイカルチャーなど都市部、地方を含め様々な活気のあるパフォーミングアートの宝庫でもある。

本書は第1部でフィリピンの活気に満ちた現代文化とアートを中心に、この国の多様な姿を紹介し、第2部では国際文化交流の現場から、日系移民らの現在とNGOの活動、国際共同制作による現代演劇や日本のポップカルチャーとの新たな交流など、新時代の日本とフィリピンの関係性を模索する。

著者:鈴木勉(すずき つとむ)
国際交流基金、バンコク日本文化 センター、アジアセンター知的交流課、ジャカルタ日本文化センタ ー、などを経て2005年からマニラ事務所長。東南アジアでの日本 文化の紹介や現地文化財保存プロジェクトなど担当。朝日新聞、 週刊エコノミストなどへ執筆多数。


おもな目次

第一部 フィリピン・アートマネジメント編
第1章 パフォーミングアートの宝庫
第2章 メインストリームを行く社会派アート
第3章 フィリピン映画の過去・現在・未来
第4章 文学・ナショナリズム・デモクラシー
第5章 フィエスタ・キリスト教・フェミニズム・ゲイカルチャー
第6章 豊かな地方文化 ~コルディレラからミンダナオ
第二部 国際文化交流・実践編
第7章 文化交流の領分 ~戦争の記憶への眼差し
第8章 交流の基層となるもの ~日比をつなぐ二つの血
第9章 補助線を引く役割 ~NGO交流の現場
第10章 交流から創造へ ~国際共同制作の試み
第11章 同時代性の力 ~ポップカルチャー交流
第12章 新たな日比関係を求めて


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