
|
浜松市の合併と文化政策:地域文化の継承と創造
山北 一司 (やまきた かずし)著
A5判並製 208頁予定
定価2,625円
(本体 2,500円 + 税5%)
978-4-88065-266-5 C0036
6月27発売
「平成の大合併」が、嵐のように過ぎ去った。1999年の3,232市町村が2010年には1,727市町村となった。21世紀最初の10年、全国の至る所で市町村合併のドラマが誕生した。これら合併の本来的効果が現れるまでには、10年程度の時間が必要だろう。
合併により行政という組織、住民はどのように変わるのか。合併という社会事象を受けて地域づくり、まちづくりはどのように進めていったらよいのであろうか。本書はこれらを考える視点に文化政策の視座を導入して分析を試みた。そのモデルとして、合併後に政令都市をめざした浜松市を選定した。同市は、ホンダ、スズキ、ヤマハ、河合楽器などにゆかりのある産業都市であり、また農業都市、外国人が多く住む外国人集住都市など様々な顔を持つ。そして音楽のまちづくりに端を発し、創造都市を目指すまちでもある。
文化政策を取り巻く諸要素にはどんなものがあり、そしてそれらは市の文化政策にいかなる影響を与えるのか。
本書は、浜松市の合併を事例として、文化政策の視点から平成の合併を検証することによって、総合政策としての文化政策をまちづくりに活かすことの必要性を論じた地方自治体関係者、研究者の必読書である。
著者:山北 一司 (やまきた かずし)
1959年岐阜県生まれ。芸術・文化普及研究者。青山学院大学卒業。時事通信社静岡総局次長兼浜松支局長、鹿児島支局長を経て研究の途に入る。2011年京都橘大学大学院文化政策学研究科博士前期課程修了。「浜松市アクトシティ音楽院コミュニティコース第4期主催者養成セミナー」リーダー、「浜松市世界都市化ビジョン有識者懇話会」委員などを務める。著書に『演心香』など。
※月刊地方自治職員研修2011年9月号で紹介されました。

|