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五十嵐喜芳自伝:わが心のベルカント
五十嵐喜芳 著
四六判上製 240頁予定
予価 1,995 円(本体 1,900 円 + 税5%)
978-4-88065-273-3 C0070
11月下旬発売予定
報道されているとおり五十嵐喜芳氏は2011年9月23日に急逝されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
“楽よ高らかに鳴れ 歌声よ甘く響け”
イタリアオペラを愛し、ベルカント唱法の真髄を究めたオペラ歌手。
日本のオペラ公演のスタンダードを作り出した名プロデューサー。
多くのファンに愛された五十嵐喜芳、初の自伝
五十嵐喜芳は、1960~70年代を代表するテノール歌手。大学在学中に「NHK・毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)・声楽の部で優勝。パートはテノール(テノーレ・リリコ・レジェーロ)。63年『椿姫』で毎日芸術賞を受賞。二度のイタリア留学の後、テレビドラマ「コメットさん」にレギュラー出演するなど、知名度を全国的なものとする。
五十嵐喜芳の本領は、プロデューサーとしての力量にもあった。1985年〜2003年にかけ藤原歌劇団総監督~新国立劇場オペラ芸術監督時代に行った、ダブルキャストの採用、開演前の平易な解説、字幕スーパー付原語上演など画期的な試みを初めて導入する。これらは日本のオペラ公演を変え、今日のオペラ上演のスタンダードとなり、より多くのオペラファンの獲得に成功する。
本書では、自らの出生から家族の死などで一人きりの五十嵐家となった経緯、結婚など、語られることのなかった生涯や、ベルカント唱法への想い、戦後の日本オペラを支えた歌手としての相貌と、プロデューサーとしての一面をはじめて披瀝。彼の人生を語ることが期せずして、わが国の現代オペラ史を語る成果ともなっている。
著者:五十嵐喜芳
テノール歌手。音楽プロデューサー。東京藝術大学卒。第3代藤原歌劇団総監督、新国立劇場オペラ芸術監督、昭和音楽大学・同短期大学部学長を歴任。昭和音楽大学特任教授、日伊音楽協会会長、(社)日本演奏連盟理事。1991年春、紫緩褒章受賞。1998年秋、勲三等端宝章受賞。1999年イタリア政府よりコンメンダトーレ勲章受章。2011年9月23日急逝。
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